みなさん、こんにちは!
GWは図らずも立派なステイホームを(ほぼ)成し遂げましたHです。
さて、先日、応急手当講習のひとつ「普通救命講習Ⅰ」の実技講習を受講して来ました。青年海外協力隊等に参加したことのある方なら同じような講習を訓練所で受講された方も多いと思います。今回受講した「普通救命講習Ⅰ」は、主に成人に対する心肺蘇生法(胸骨圧迫)やAEDの取扱い、気道異物の除去法などを学習するものです。通常は3時間の講習なのですが、私の住む北九州市のように自治体によってはWEB講習と2時間の実技で終了できるようになっています。
先にWEB講習を終了していた私は、張り切って実技に挑んで来ました!!
最初は心肺蘇生法の実技です。訓練用の人形に対し「大丈夫ですか!!?」とちょっと恥ずかしさを感じながら声かけをし、反応がない場合は一緒に救護してくれる人を集め119番通報やAEDの手配などを依頼します。その後、普段通りの呼吸がない時は救急隊の方が来るまで「胸骨圧迫(心臓マッサージ)」とAEDを行うという流れをシミュレーションで実施します。
その胸骨圧迫ですが、訓練用の人形では正しい位置で正しい深さで胸骨圧迫ができると「ベコン」という音が鳴るようになっています。私はこれを、全くもって舐めてました。「ああ、テレビでよく見る、アレね♪」って感じで取り組んだ結果・・・全く、全く「ベコン」が鳴りません…。なぜか私には全くできないのです。なんてこった・・・。
実はこの日の講習は私一人だったため、訓練担当の職員さんが一生懸命「コツ」を教えてくれるのですが、何度やっても、全く鳴りません。会場全体(といっても職員さん2名と私の3人)に重苦しい空気が流れています・・・。
その時、担当職員さんが言ってくださいました。
「無理に一人でやる必要はないんですよ。とにかく助けてくれる仲間をたくさん集めて、その中でできる人ができることをすればいいんです。自分にできることをしてください」と・・・。
心の中で号泣したのは言うまでもありません。
学んだこと:自分ができないからといって諦めてはダメだ!必ず誰かが助けてくれる。はず。
つづく・・・